WEBデザイナーのための業務効率化〜Photoshop編〜
前回のエントリで「労働時間の圧縮のためには"効率化"が必要!」と書きましたので、
デザイン効率化に関する記事を書いていこうと思います。
今回は私がデザイン業務で最も利用するPhotoshopでの効率化について
ご紹介したいと思います。
1.予算の限り、より高いスペックのPCを買う
しょっぱなからPhotoshop関係ねえじゃん!!!と思いましたが、
PCがないとPhotoshop動かないので入れました。
もちろん、映像制作屋さんレベルのの廃スペックPCは必要ないと思いますが、
Photoshop・Illustrator・ブラウザ・メーラーを同時起動してもサクサク動く程度のスペックは必要だと思います。
私の場合はランディングページを制作することが多いので、多少重いファイルでも読み込み・作業・保存がスムーズになるように7年ぶりにiMacを買い替えました。
重視したのはCPUとストレージの種類です。
ストレージはSSDがベストなのですが薄給社畜にはあまりにも高価(256GBで22,000円プラス…)だったので、Fusion Driveを選択しました。HDDとSSDのいいとこ取りなストレージみたいです(適当)。
保存が早いのは集中力が途切れないのでほんと買い替えてよかったなーと思います。
何か作業するたびしばしばレインボーが回るような方はそろそろ買い替えを検討してみてはいかがでしょうか!
2.オリジナルショートカットキーを登録しよう!
ショートカットキーを覚えるのは基本中の基本ですが、さらに1歩踏み込んで
「よく使うけどショートカットがないコマンド」は自分でショートカット登録してみましょう!
PhotoshopCS6の場合「編集」→「キーボードショートカットとメニュー」で変更できます。
参考までに、私がショートカット登録して便利に使っているコマンドは下記の通りです。括弧内は私が割り当てたショートカットです。
- オブジェクトの水平方向中央揃え([shift]+[command]+[M])
- 切り抜き(F2)
- 右90度回転(F3)
- 選択範囲の変形([alt]+[command]+[T])
特に、水平方向中央揃えは[command]+[A]と組み合わせて使うとオブジェクトが一瞬でカンバスの真ん中に揃うのでちょー気持ちいいです。これがないと仕事に差し障るレベル。
ちなみに、アクションもショートカットキーを割り当てることが出来ます。こちらは他のPCのPhotoshopへの移行もカンタンです。
3.スクリプト・エクステンションの活用
アドオンみたいなもんですね。自分で必要な機能を拡張していきましょう!
色々入れていますが、特にこれがないとやたら手数がかかってしまうぅ!というスクリプトをご紹介します。
シェイプの色をまとめて変更(colorPicker.jsx)
シェイプレイヤーを複数選択して実行するとまとめて色を変えられます。
シェイプを多用する私は「神か!!!!!!!」と叫びました。心で。
ほんっとなんでこれPhotoshopの標準でできないんだろう…
オブジェクトを等間隔に整列(Distribute Layers Vertically 0-1-5.jsx)
例えば、横幅の違う長方形を水平等間隔に並べたい場合、「水平方向垂直に分布」では思うような結果を得ることができません。「水平方向垂直に分布」はオブジェクトの中央を基準にして等間隔に並べるからです。
このスクリプトならオブジェクトの端を基準に等間隔に並べてくれるので、幅の違う長方形でも一発で等間隔に並びます!
ちなみに水平・垂直どちらも配布されています。
どちらも「phtoshopでこうしたいけどどうしたらええねん」と思い立ってググったら発見したスクリプトです。不便に思ってる時こそが、効率改善の入り口かもしれませんね!
3つ紹介してみましたがいかがでしたでしょうか。
どれも私の作業効率を劇的にUPさせたものばかりです。
少しでも参考になれば幸いです〜