WEBデザイナーかわちの憂鬱

働かずに生きたい元企業戦士の仕事と人生の日記

Photoshopのスマートオブジェクト(.psb)の場所、復元について

みなさまはPhotoshopの"スマートオブジェクト"という機能を使ったことはありますでしょうか。なんというか、ファイルの入れ子ができるというか、多用するとクッソ重くなるアレです。 

写真等の非破壊編集用に利用する方も多いとは思いますが、私はデザインの1ブロック(例えばバナー)を1つの"スマートオブジェクト"で作成するといった使い方をしています。なので、"スマートオブジェクト"内での作業はかなりガッツリとする場合も多いです。 

そこで起こるのが「"スマートオブジェクト"を保存する前に、元のファイルを保存して閉じてしまった」というケースです。

とりあえず"スマートオブジェクト"を保存して閉じます。そして元のファイルを開いてみたら、「エッ、スマートオブジェクトの部分保存されていないジャン!」と絶望します。

でも、絶望しなくても大丈夫!"スマートオブジェクト"はちゃんと保存されています!(たぶん)

今回はメモがてら"スマートオブジェクト"の保存場所を記しておこうと思います。あ、私はMacしか持っていないのでMacでの場所を書いておきます。
ちなみに環境はMacOSX 10.9.1 PhotoshopCS6 Extendedです。

まず、"スマートオブジェクト"は不可視ファイルの中に保存されているので、ターミナルで不可視ファイルを表示させます。下記記事が参考になるかもです。

Macの隠しファイルや隠しフォルダを表示する裏技 / Inforati

不可視ファイルを表示させたところで、下記ファイルをたどっていきます。(〜〜〜〜の部分は、環境によって違う?かもなのでがんばって探してください…)

Macintosh HD/private/var/folders/〜〜〜〜/TemporaryItems/

もしくは"スマートオブジェクト"の「別名で保存」ダイアログを見ると正確な場所が分かったりします。ていうか、多分そっちしたほうが良い。

そして、「TemporaryItems」の中に「{スマートオブジェクト名}.psb」というファイルがあったらオメデトウ!君の作業時間は無駄じゃなかった!

ということで、スマートオブジェクト(.psb)の場所メモでした。
これで1つでも多くのファイルが救われますように…